2026年3月末時点の資産状況を公開します。毎月の資産公開は、自分自身の投資記録としての意味合いはもちろんですが、同じように資産形成に取り組んでいる方の参考になればという思いで続けています。
2月に歴史的な上昇を見せた日本株でしたが、3月は中東情勢の緊迫化などを背景に大幅な調整が入りました。「大きく上げれば、大きく下げることもある」——それが相場というものです。本記事では、今月の市場環境と資産状況を正直にお伝えします。
本記事では、
・現在の投資方針
・2026年3月の市場環境
・総資産の推移
・資産内訳
・今後の投資方針
を、できるだけ分かりやすく丁寧にまとめていきます。

投資の前提
まずは私の投資スタイルについて簡単に説明します。
・インデックス投資:2018年から開始
・高配当株投資:2020年から開始
インデックス投資では、米国株式を中心に長期積み立てを行い、相場の上下に関わらず淡々と投資を続けています。
一方、高配当株投資では日本株を中心に単元未満株を利用して分散購入を行い、配当収入の積み上げを目指しています。
短期売買ではなく、「長期・分散・低コスト」を基本にした投資スタイルです。
今月も積み立てはいつも通り継続しました。また、一部の国内高配当銘柄について、特定口座で運用しているものをNISA口座に移管しました。2024年から新NISA制度がスタートし、非課税メリットが非常に大きくなっています。配当株との相性も非常に良いため、長期保有を前提とした銘柄については、可能な範囲でNISAに移していく方針です。
2026年3月の市場環境
まずは3月末時点の主要指数を確認します。
【日本市場】
・日経平均 51,063.72円(前月比 -7,786.55円 / ▼13.2%)

・TOPIX 3,497.86ポイント(前月比 -440.82ポイント / ▼11.2%)

【米国市場】
・NYダウ 46,341.51ドル(前月比 -2,636.41ドル / ▼5.4%)

・S&P500 6,528.52ポイント(前月比 -350.36ポイント / ▼5.1%)

・NASDAQ100 23,740.19ポイント(前月比 -1,219.85ポイント / ▼4.9%)

【為替】
・1ドル=159.88円

2026年3月の特徴を一言でまとめると、「日米ともに大幅な調整局面」という構図でした。
🇯🇵日本株市場:歴史的高値からの急反落

2月に史上最高値(58,850円)を更新した日経平均でしたが、3月は一転して大幅な調整となりました。
日経平均は月間で約13%を超える下落となり、月末終値は51,063円と、3か月ぶりの安値水準まで押し返されました。
主な下落要因としては以下が挙げられます。
・中東情勢の緊迫化:イラン情勢を中心とした地政学リスクの高まりが、リスクオフムードを引き起こしました。
・2月上昇の「材料出尽くし」:衆院選大勝やサナエノミクス期待を背景に先行して買い込まれていた分、利益確定売りが出やすい環境でした。
・半導体・AI関連株の調整:2月に大きく買われた銘柄を中心に、売りが先行する局面が続きました。
一方で、3月末にかけては中東停戦への期待感が高まり、日本株も持ち直しの動きを見せました。「急落の後の戻り」という展開で月を終えています。
「2月の大幅高が夢だったのか」という感覚にもなりますが、それが相場です。長期投資家としては、こうした上下動に一喜一憂せず、淡々と投資を続けることが大切だと改めて感じています。
🇺🇸米国株市場:地政学リスクで月間大幅下落

米国株市場も3月は厳しい展開でした。
S&P500は月間約5%の下落、NYダウも約5.4%の下落と、2022年以来の厳しい月次パフォーマンスとなりました。
主な背景としては、
・中東情勢の悪化:イラン情勢を巡る不透明感が高まり、投資家がリスク資産を手放す動きに。原油価格の上昇も企業業績への悪影響が懸念されました。
・AI関連株への懸念継続:「AI投資が収益化につながるか」という疑念がくすぶり、ハイテク・グロース株の売りが続きました。
・インフレ・金融政策への不安:FRBの利下げ期待が後退する場面があり、センチメントの重しとなりました。
ただし、月末最終日(3月31日)には中東停戦への期待感から急反発し、ダウは一時1,100ドル超の上昇を記録。S&P500は5月以来最大の上昇幅で月を終えました。
「月間では大幅安だが、最終日は急騰」というダイナミックな動きでした。
総資産の推移
2026年3月末時点の総資産は56,577,625円となりました。
内訳は
・含み益:17,962,738円
・損益率:+46.52%
前月比では -2,023,683円 と、200万円以上の減少となりました。

2月に日本株の大幅上昇で300万円超の増加を記録した反動で、今月は200万円以上の減少となりました。
ただし、日経平均が約13%も下落する中で、資産の減少率は約3.5%にとどまっています。これは、
・現金を約900万円保有していること
・国内外に資産を分散していること
・インデックス投資と高配当株をバランスよく保有していること
が効いているためだと考えています。分散投資の力を、下落局面でも実感できた1か月でした。
日経平均が約13%、S&P500も約8%下落する中で、私の資産減少率は約3.45%にとどまりました。金額にすると200万円以上のマイナスは精神的にこたえますが、パーセンテージで冷静に見れば市場全体の下落幅に比べてかなり軽微です。そこまで悲観する必要はなく、むしろ分散投資の効果をしっかり実感できる結果だったと前向きに捉えています。
資産内訳
総資産56,577,625円(前月比 -2,023,683円)
内訳は以下の通りです。
株式 46,517,714円 含み益 18,027,798円(前月比 -2,403,826円)
債券 923,598円 含み益 -65,060円(前月比 -896円)
現金等 9,136,313円(前月比 +381,039円)

今月の資産減少は、ほぼすべて株式によるものです。特に日本の高配当株が2月の大幅上昇から一転して調整したことが影響しています。
現金は前月比でやや増加しています。NISA口座への移管を行いながらも、積み立て以外の余剰資金については無理に投資するのではなく、「急落時の買い増し余力」として手元に残しています。
約910万円の現金を確保しているため、今後さらに相場が下落した場合でも、機動的に動ける準備ができています。
国内外比率
外国資産 42.81%(24,222,313円)
国内資産 57.19%(32,355,312円)

日本株の下落により国内資産の比率がやや低下しましたが、外国資産も米国株安の影響を受け、全体としては大きな比率の変化はありませんでした。
理想としては国内外をバランスよく保有することですが、短期的な値動きで無理に調整することはせず、自然な形で分散を維持していく方針です。
株式の内訳

投資信託 15,972,748円(含み益 6,352,510円)
高配当投資 30,544,966円(含み益 11,675,288円)
今月は高配当株が大きく下落しました。2月に大幅上昇していた銘柄を中心に利益確定売りが入り、含み益が縮小しています。
ただし、高配当株投資の本質は「配当収入を積み上げること」です。株価が下落しても配当は(業績が悪化しない限り)変わらないため、あまり悲観しすぎる必要はないと考えています。むしろ、株価が下がることで配当利回りが上がり、「買い増しのチャンス」になることもあります。
一方で、今月は国内高配当銘柄のうち2銘柄がTOB(公開買付)の対象となり、売却せざるを得ない状況になりました。TOBプレミアムが上乗せされたことで株価は上昇し、利益確定という意味ではもちろん嬉しい結果でした。しかし、これらはいずれも長年にわたって安定した配当を出してくれていた「優良銘柄」です。自分の意思とは関係なく手放さなければならないのは、正直なところ非常に複雑な気持ちです。
「株価が上がって嬉しい、でも手放したくない」——高配当株投資をしている方なら、この気持ちを分かっていただけるのではないでしょうか。売却で得た資金は、次の優良銘柄を見つけて再投資していく予定です。
今後も、無理に売却するのではなく、長期保有・配当再投資を基本スタンスとして継続していきます。
まとめ:2026年3月の総括と今後の展望

2026年3月は、2月の歴史的上昇の反動と中東情勢の悪化により、日米ともに大幅な調整局面となりました。
総資産は前月比200万円以上の減少となりましたが、日経平均が約13%下落する中でのダメージとしては、分散投資が十分に機能した結果だと思っています。また、国内高配当銘柄2銘柄のTOBにより、嬉しさと寂しさが入り混じる経験もしました。
今後の展望としては、
・中東情勢の動向が引き続き最大の不確定要素です。月末に停戦期待が出てきているため、4月以降は相場の落ち着きも期待できます。
・日本株については、3月末時点で51,000円台まで下落しており、「割安感」が出てきた水準でもあります。政策期待は継続しており、中東リスクが後退すれば再度上昇する可能性があります。
・NISA活用については引き続き、特定口座からの移管を計画的に進めていきます。下落局面は、割安な水準でNISA枠を使える機会でもあります。
長期投資を続けていると、必ずこうした「辛い局面」を経験します。しかし、辛い局面を乗り越えてこそ、複利の恩恵が得られます。
これまで通り、
・インデックス投資の積み立て
・高配当株の分散投資
・NISAの活用
を継続しながら、資産形成を着実に進めていきたいと思います。
相場は短期的には上下しますが、長期で見れば右肩上がりになってきた歴史があります。目先の下落に惑わされず、「投資を続けること」を最大の武器にしていきたいと思います。
4月以降の相場がどうなるのか、引き続き注目しながらコツコツと続けていきます。

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