【FIRE準備コラム】なぜ私は55歳でFIREを目指すのか?——49歳の今、そう決断した理由

FIRE準備

✅ はじめに

FIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉に出会ったのは数年前。
当時は「早期退職なんて夢のまた夢」と思っていましたが、49歳を迎えた今、私は55歳でのFIREを本気で目指しています。

「なぜ50歳でなく、60歳や65歳でもなく、55歳なのか?」
「なぜ今から準備を始めるのか?」
その理由を、今の私の視点から率直に書いてみたいと思います。

✅ 55歳から早期退職制度が使える|退職金が割増になるチャンス

私の勤める自治体には55歳以上を対象にした早期退職制度があり、退職金が一定割増されます。
この制度は永遠に続く保証もなく、タイミングを逃すと「定年まで勤めた方が得」ということにもなりかねません。

つまり55歳は制度的にも「ベストな出口」なのです。

✅ このまま働くと70歳まで?——定年延長が現実化してきた

今や定年は65歳、さらには70歳現役社会が当たり前になろうとしています。
制度が変わったことで、私の前にも「あと15年以上働くか、6年後に辞めるか」という二択が見えてきました。

そう考えたときに、「あと6年がんばれば、自由を手に入れられるならやってみたい」
そう思ったのが、今この49歳という年齢です。

✅ 昇給が頭打ち、働く意義に迷いが出てきた

50歳が近づき、昇給や昇進のチャンスも徐々に限られてきました。
責任は増える一方で、給与は横ばい。モチベーションを保つのが年々難しくなっています。

このまま惰性で働き続けるより、今からFIREに向けて戦略的にキャリアを終える準備をする方が、自分らしいと思えるようになりました。

✅ 平日が「仕事で終わる日々」——自分の時間が足りない

忙しい平日は、仕事に追われ、帰宅してもクタクタ。
自分のための時間がまったく確保できていないのが現実です。

それでも、やりたいことは山ほどある。

  • 本を読みたい
  • ゴルフの練習をしたい
  • 新しい資格を取りたい
  • ブログを書いてみたい

「今すぐすべては無理」でも、55歳からならできる
そう信じて、今から準備を始めています。

✅ ストレス・人間関係からの解放もFIREの目的

組織の人間関係や職場のしがらみ。
年齢を重ねるほど、立場や責任が重くなり、精神的ストレスも積み上がっていくことを実感しています。

FIREすれば、「もう無理しなくていい」「自分のペースで人と関わればいい」
そう思えるのも、55歳FIREを目指す理由のひとつです。

✅ 50代のうちに、もっとゴルフがしたい!

私はゴルフが大好きです。
でも、平日は練習もままならず、ラウンドの予定も限られます。

今、徐々に仲間もできてきて、「もっと上手くなりたい」「もっとプレーしたい」という思いが強くなっています。

気力・体力がある50代のうちに、ゴルフを思い切り楽しみたい。
そのためには、55歳というタイミングがベストだと感じています。

✅ 今から準備すれば、6年後に間に合う

幸い、49歳の今から準備をすれば、

  • 投資・資産形成
  • 支出の見直し
  • 退職後の保険・税金対策
  • 精神面の整理

どれもじっくり進めていけます。
焦らず、でも一歩ずつ、「自由な55歳」を迎える準備をしていこうと思っています。

✅ まとめ:49歳の今、「人生の出口戦略」を描き始めた

FIREは決して「逃げ」ではなく、「選ぶ」人生。
55歳というのは、制度的にも、経済的にも、気力的にも、絶妙なタイミングだと私は感じています。

49歳の今、それに気づけたことは「幸運」だと思います。
だからこそ、後悔しない6年間を過ごすことに集中していきます。

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