資産公開【2026年10月末】日経もナスダック100も下げたのに、総資産は78万円増えて6,315万円

資産公開

2026年10月末時点の資産状況を公開します。

10月末の総資産は6,315万円。前月末の6,237万円から78万円増えました。8月末につけた最高値の6,387万円には72万円届かず、最高値の更新はなりませんでしたが、2か月ぶりのプラスです。

※この記事の資産の増減は、値動きだけでなく、積み立てなどの入金も含んだ残高の変化です。運用でもうけた額そのものではありません。

今月は、ちょうど先月の裏返しのような月でした。先月は日経平均もナスダック100も上がったのに資産が150万円減りましたが、今月は日経平均が5.2%、ナスダック100が6.7%下げた月に、私の資産は78万円増えています。

背景のひとつは、また金利だと思います。先月5.29%まで上がった米国の10年国債利回りが、今月は4.93%まで下がりました。先月いちばん減った外国の高配当株と債券は、今月はどちらも評価額が7%台増えています。

紅葉に囲まれた京都・東福寺の屋根
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本記事では、
・投資の前提(方針)
・2026年10月の市場環境(主要指数チャート付き)
・投資家心理(Fear&Greed指数)
・総資産の推移と資産内訳
・この1か月でやったことと今後の方針
をまとめています。前月分は資産公開【2026年9月末】をご覧ください。

投資の前提

はじめに、私の投資の前提を簡単に整理しておきます。柱は2本です。

・インデックス投資(2018年〜):米国株を中心に毎月積み立て
・高配当株投資(2020年〜):国内を中心に単元未満株で分散

軸にしているのは「長期・分散・低コスト」の3つです。相場が上がっても下がっても、やることは変えません。今月も積み立ては予定どおり実行しました。

ゴールは、FIRE後の生活費を配当でまかなうこと。目先の株価より、配当という果実が毎年どれだけ増えているかを見ています。その設計は配当だけで月20万円をつくる設計図にまとめました。

先月は「資産が減った月でも、やることは変えない」と書きました。今月は増えた月ですが、やはり何も変えていません。増えたのは自分の腕によるものではないので、なおさらです。

2026年10月の市場環境

10月末時点の主要指数を、月末値のチャートとともに見ていきます。TOPIXは2026年1〜10月、そのほかは2025年11月〜2026年10月を載せています。

日経平均株価

終値:63,290.11円(前月比 -3,463.61 / -5.2%)

日経平均株価の推移チャート

2か月続いた上昇が止まり、5.2%の下落です。下げ幅は3,464円で、7月(-8.1%)以来の大きさになりました。月末の終値としては、4月末以来の低い水準です。

それでも、1年前の2025年10月末は52,411円でした。1年で見ればまだ2割ほど高い位置にいます。6月末の7万円台が高すぎたのか、今が安いのか。私には分かりませんし、分からないまま積み立てを続けるのが自分のやり方だと思っています。

TOPIX

終値:3,965.07ポイント(前月比 -143.58 / -3.5%)

TOPIXの推移チャート

2か月続けての下落で、6月末以来となる4,000ポイント割れです。8月末に最高値をつけてから、2か月で約190ポイント下げたことになります。

日経平均(-5.2%)よりは下げが浅く済みました。先月とは逆で、今月は指数を引っぱってきた値がさ株が大きく売られ、幅広い銘柄の下げは相対的に小さかったということです。

NYダウ

終値:51,770.31ドル(前月比 +864.26 / +1.7%)

NYダウの推移チャート

今月の5指数で、ただひとつのプラスです。先月4.3%下げた分の、およそ4割を取り戻しました。

ダウは米国の主要30社でつくる指数で、ナスダック100とは顔ぶれが大きく違います。先月は金利の急上昇でいちばん売られましたが、今月は金利が下がったことで買い戻された、と私は見ています。先月の文章をそのまま裏返したような動きです。

S&P500

終値:7,580.07ポイント(前月比 -71.47 / -0.9%)

S&P500の推移チャート

2か月続けての小幅な下落です。8月末の直近1年の高値から、2か月で約1.4%下げた程度にとどまっています。

ダウが上がり、ナスダック100が大きく下げた月に、その中間のS&P500はほぼ横ばい。上げる業種と下げる業種がぶつかり合って、指数全体ではあまり動かなかった形です。私の積み立ての中心はこの指数なので、毎月いちばん気にしている数字でもあります。

ナスダック100

終値:28,384.85ポイント(前月比 -2,023.65 / -6.7%)

ナスダック100の推移チャート

今月いちばん下げた指数です。-6.7%は、チャートの12か月のなかで最も大きな月間の下げ幅になりました。先月、月末終値としては12か月で最も高い30,408ポイントをつけたばかりでしたが、その上昇分を1か月でまるごと吐き出しています。

先月はダウ-4.3%、ナスダック100+3.2%。今月はダウ+1.7%、ナスダック100-6.7%。2か月続けて、指数のあいだで上げ下げの差が大きく開きました。正直、この振れ幅を毎月追いかけて売り買いするのは、私には無理だと感じます。

ドル円

月末値:157.80円(前月末 157.40円 → 40銭の円安 / +0.3%)

ドル円の推移チャート

先月は2円72銭の円高で、外国資産の評価額を押し下げる大きな要因になりました。今月は40銭の円安で、ほぼ横ばいです。チャートで見ても、9月に下に抜けた水準のまま落ち着いています。

外国資産をすべてドル建てと仮定して、2,800万円台に0.3%をかけると、円安による押し上げはざっと7万円ほどです。実際の影響は持っている通貨や売買によって変わりますが、今月の外国資産の増加のうち、為替の分は小さかったと考えています。

日米の長期金利(10年国債利回り)

・日本10年債:2.82%(前月末 3.06% → 低下)
・米国10年債:4.93%(前月末 5.29% → 低下)

日米10年国債利回りの推移チャート

先月の急上昇から一転して、日米そろって低下しました。米国は0.36ポイント、日本は0.24ポイントの低下です。日米の金利差は約2.11ポイントと、先月から少し縮みました。

今月の資産の増加にも、金利の低下が影響した可能性があります。ただ、積み立てや為替なども含まれていて、要因ごとの内訳までは確かめていません。先月と今月の2か月は、金利と私の資産の評価額が逆向きに動く形になりました。

とはいえ、日本の長期金利は1年前の1.67%から見ればまだ大きく上の水準にあります。金利のある世界で手元の現金をどう持つかは、今月普通預金の金利が400倍になった話として書きました。株の買い増しの基準を厳しめにしている点は、先月から変えていません。

投資家心理:Fear&Greed指数

月末値:26.2(恐怖)(前月末 30.3 → 低下)

Fear&Greed指数の推移チャート

米国市場の投資家心理を0〜100で示す指数です。0に近いほど恐怖、100に近いほど強欲。2か月続けて「恐怖」の側にあり、今月はさらに数字を下げて、「極度の恐怖」との境目である25のすぐ手前まで来ました。

金利が下がって、ダウは上がった。それでも心理は冷え込んだまま。同じ月に、ナスダック100は6.7%下げています。

この指数を見て売り買いを決めることはありません。ただ、この1年で心理が「極度の恐怖」まで落ちた3月は、その翌月に主要指数が大きく戻しました。次も同じになるとは限りませんが、こういう空気のときに慌てて手放さないことだけは決めています。

🇯🇵 日本株市場:指数ほどは下げなかった

夜の東京の街並みとライトアップされた東京タワー
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日経平均が-5.2%、TOPIXが-3.5%。2つそろって下げた月でした。

私の国内高配当株は2,468万円で、前月から32万円減りました。評価額の増減率は-1.3%で、日経平均(-5.2%)ほどは減りませんでした。7月に日経平均が8%下げたときも、私の国内高配当株の残高はむしろ増えていました。ただし、これは売買や配当を含んだ残高の変化で、運用成績を比べたものではありません。高配当株がいつも値下がりしにくい、とまでは言えないと思っています。

とはいえ、2か月続けての減少です。9月の-39万円と合わせると、国内高配当株はこの2か月で70万円減りました。配当が減ったわけではないので気にしすぎないようにしていますが、評価額が続けて減るのは、やはりあまり気分のいいものではありません。

10月は高配当株の銘柄記事を10本書きました。横河ブリッジHD(5911)のように配当が10年で約8倍になる見込み(今期予想)の会社もあれば、ジャックス(8584)のように金利が上がると利益が圧迫される会社もあります。同じ「高配当株」でも、金利との付き合い方は銘柄ごとにまったく違います。

🇺🇸 米国株市場:ナスダック100の下げが目立った月

雲の下に広がるマンハッタンのビル群
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ナスダック100が-6.7%、S&P500が-0.9%、ダウが+1.7%。先月とは逆に、今月はナスダック100の下げが目立ちました。

この構図は、今月も私の資産の中身にそのまま出ました。先月65万円減った外国の高配当株は、今月は評価額が63万円増えました(+7.7%)。外国債券の評価額も+7.0%です。どちらも売買などを含んだ評価額の増減で、値上がり率そのものではありませんが、先月の減少分をほぼ取り戻した形です。

外国の投資信託(中心はS&P500連動)も36万円増えています。指数そのものは-0.9%ですが、毎月の積み立て分も含まれているので、ここは値上がりというより、買い足した分が乗っていると見たほうが正確だと思います。

先月、高配当ETFの7%の下げを「正直なところ少しこたえた」と書きました。1か月でそれが戻ってみると、あのとき慌てて売らなくてよかった、というのが率直な気持ちです。もちろん、来月また金利が上がれば、同じだけ下がる可能性もあります。

総資産の推移

2026年10月末の総資産は63,149,100円(6,315万円)でした。

・前月比:+777,486円(+78万円)

総資産推移グラフ

今月は集計の都合で、含み益と損益率の掲載をお休みします。

1年前の2025年10月末は5,037万円でした。この1年で1,278万円増えたことになります。ブログで資産公開を始めた2025年7月末の4,684万円からは、15か月で1,631万円。9月に一度へこんだ線が、今月また上を向きました。

最高値まではあと72万円です。来月に届くかどうかは相場しだいなので、狙ってどうにかなるものではありません。毎月この線をただ記録し続けること自体が、私にとっては一番の目的になっています。

資産の内訳

資産内訳グラフ

カテゴリー別の内訳と前月比は次のとおりです。

・投資信託:1,767万円(+34万円)
・高配当株:3,342万円(+31万円) うち国内2,468万円(-32万円)/外国873万円(+63万円)
・年金(iDeCo):222万円(+2万円)
・債券:98万円(+6万円)
・現金:887万円(+4万円)

増加額78万円の内訳を見ると、高配当株の+31万円は、国内の-32万円と外国の+63万円が打ち消し合った結果です。今月は、国内と外国でくっきり明暗が分かれました。

(金額は元データから個別に丸めているため、表示した数字どうしの合計や差額が1万円ほど合わない場合があります。)

年金の222万円は、iDeCoでS&P500に積み立てているものです。制度の名前が「年金」なので内訳では別の枠にしていますが、中身はS&P500に連動する投資信託なので、株式の割合を計算するときは外国株式に含めています。違いは、60歳まで引き出せないことです。

株式とは違う動きを期待して持っているのが、現金と外国債券です。債券は98万円で、全体の1.5%。評価額は先月6%近く減り、今月は7%増えました。金額は小さいものの、金利の上下がいちばん素直に出る資産なので、毎月の答え合わせに役立っています。

現金は887万円。相場が大きく下げたときに買い向かうための余力として、この水準を保っています。

株式等の内訳(投資信託と高配当株)

株式等内訳グラフ

現金・債券・年金を除いた株式等は5,109万円で、前月の5,043万円から65万円増えました。

ここに年金(iDeCo)の222万円を足すと5,330万円。総資産の84.4%が株式ということになります。この比率は、先月とまったく同じでした。

内訳は、投資信託が約35%、高配当株が約65%。FIRE後に配当で暮らすことを考えると、高配当株が厚いこの形でいいと思っています。先月は金利上昇でこの形が裏目に出ましたが、今月は先月減った評価額の一部が戻りました(外国の高配当株に限れば、先月65万円減って今月63万円増え、ほぼ戻っています)。2か月だけで配分の良し悪しは判断できませんが、方針を変えずに続けられたことには納得しています。

国内・外国資産の比率

国内外比率グラフ

外国資産が45.8%(2,893万円)、国内資産が54.2%(3,422万円)でした。前月は44.7%対55.3%だったので、外国側が1ポイントほど増えています。

金額で見ると、今月の78万円の増加は、外国資産が+106万円、国内資産が-29万円という内訳です。先月は外国-101万円、国内-49万円でしたから、外国資産は2か月でほぼ行って来い。国内資産は2か月続けて減りました。

先月は「101万円のうち半分が為替」と書きましたが、今月は為替がほぼ動いていないので、外国資産の増加は、主に為替以外の要因(値動きや積み立てなど)によるものだと考えています。同じ外国資産でも、月によって効いている要因がまったく違う。だからこそ、国内と外国の両方を持っておく意味があると思っています。

この1か月で実際にやったこと

やったことは2つです。

1つ目は、インデックスの積み立て。いつもどおり自動で実行しました。ナスダック100が大きく下げた月でも、金額は変えていません。

2つ目は、保有銘柄の点検です。10月は銘柄記事を書くために、各社の決算や配当方針を1社ずつ読み込みました。書いているうちに「この会社はこういう理由で配当を守ってきたのか」と気づくことも多く、買い増しの基準を考えるうえで良い材料になっています。

配当の方は、直近12か月の実績で手取り月平均7.8万円(年94万円)になりました。目標の月20万円に対して39.2%です。先月の7.7万円から、0.1万円ですが増えました。減配などに注意しながら、この数字を少しずつ育てていきたいと思っています。

今後の方針

紅葉の森を抜けて湖へ続く小道
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やることは、これまでと変わりません。積み立てと高配当株の買い増しを、淡々と続けます。

この2か月で感じたのは、資産の評価額は、自分では動かせない市場の動きに大きく左右されるということです。金利や為替の影響を分けて確かめたわけではありませんが、先月の150万円の減少も、今月の78万円の増加も、私が何かを上手にやった結果ではないと思っています。だからこそ、良い月にも悪い月にも、やることを変えない。それしかできないし、それで十分だと思っています。

投資家心理は「恐怖」のまま、保有する国内高配当株の評価額は2か月続けて減っています。もしここから大きく下げる場面があれば、確保している現金887万円で、いつもより多めに買い向かうつもりです。ただ、どこが底かは分からないので、一度に買うことはせず、少しずつ進めます。

数字の目標は、FIRE時点で配当だけで月20万円を安定して受け取れる状態にすること。最高値まではあと72万円です。焦らず、けれど歩みは止めず。ここからも積み上げていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。来月もまた、資産の様子を公開します。

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