2026年8月末時点の資産状況を公開します。
8月末の総資産は6,387万円。前月末の6,271万円から116万円増え、4か月連続で過去最高値を更新しました。
先月は「日経平均が8%下げたのに資産は増えた」という月でした。今月はちょうど正反対で、日経もTOPIXもダウもS&P500もナスダックも、主要5指数がそろってプラス。それなのに、資産の増え方は先月より小さくなりました。この2か月を並べると、指数と自分の資産が別々に動くことがよく分かります。

本記事では、
・投資の前提(方針)
・2026年8月の市場環境(主要指数チャート付き)
・投資家心理(Fear&Greed指数)
・総資産の推移と資産内訳
・この1か月でやったことと今後の方針
をまとめています。前月分は資産公開【2026年7月末】をご覧ください。
投資の前提
はじめに、私の投資の前提を簡単に整理しておきます。柱は2本です。
・インデックス投資(2018年〜):米国株を中心に毎月積み立て
・高配当株投資(2020年〜):国内を中心に単元未満株で分散
軸にしているのは「長期・分散・低コスト」の3つです。相場が上がっても下がっても、やることは変えません。今月も積み立ては予定どおり実行し、国内高配当銘柄のNISA口座への移管も少しずつ進めています。
ゴールは、FIRE後の生活費を配当でまかなうこと。目先の株価より、配当という果実が毎年どれだけ増えているかを見ています。その設計は配当だけで月20万円をつくる設計図にまとめました。
2026年8月の市場環境
8月末時点の主要指数を、直近1年のチャートとともに見ていきます。
日経平均株価
終値:66,311.93円(前月比 +1,949.91 / +3.0%)

先月8%下げた分の、3分の1ほどを取り戻した格好です。6月末につけた7万円台にはまだ届いていません。チャートで見ると、6月の急騰と7月の急落がひとつの山になっていて、8月はその山のふもとで足場を固め直しているように見えます。
1年前の2025年8月末は4万2千円台でした。そこから1年で1.5倍以上。この角度が続くとは正直まったく思っていませんが、続かなくても困らないように積み立てているつもりです。
TOPIX
終値:4,156.29ポイント(前月比 +152.99 / +3.8%)

今月は日経平均を上回る上昇率で、月末の終値としては過去最高値の更新です。TOPIXは東証プライムの銘柄を幅広く含むので、値がさ株の影響が大きい日経平均より「日本株全体の体温」に近い指標だと思っています。
先月は日経平均が8%下げるなかでTOPIXがわずかにプラスでした。今月は両方そろって上昇。日本株の広い部分が買われた月だったと見ています。私の保有は国内高配当株が中心なので、この動きは素直にありがたいところです。
NYダウ
終値:53,185.90ドル(前月比 +700.87 / +1.3%)

5指数のなかでは上昇率がいちばん小さく、それでも3月を底に5か月続けて上げています。底からは6,800ドルほどの戻りです。バリュー株や高配当株の比率が高いダウは、派手さはない代わりに崩れにくい。私が国内で高配当株を積んでいる感覚と、どこか似ています。
S&P500
終値:7,686.14ポイント(前月比 +196.42 / +2.6%)

6月・7月と2か月続けて小幅な下げでしたが、8月に反転し、直近1年ではもっとも高い水準になりました。私の積み立ての中心はこの指数に連動する投資信託なので、毎月いちばん気にしている数字です。
とはいえ、月ごとの上下を見て積立額を変えたことは一度もありません。見ているのは「積み立てを止めなかったか」だけです。
ナスダック100
終値:29,456.97ポイント(前月比 +1,182.77 / +4.2%)

今月の上昇率は5指数でいちばん大きく、先月の下げの6割ほどを取り戻しました。ただ5月・6月につけた3万ポイント台にはまだ戻っていません。値動きの幅がいちばん大きい指数なので、上がった月も下がった月も、ここだけを見て気分を左右されないように気をつけています。
ドル円
月末値:160.12円(前月末 160.18円 → ほぼ横ばい)

1か月でわずか6銭。ここまで動かない月はめずらしいと思います。そして、これが今月の資産の増え方を説明する大きな要素です。私の外国資産は円に換算して集計しているので、円安が進んだ月は中身が変わらなくても評価額がふくらみます。今月はその追い風がまったくありませんでした。
日米の長期金利(10年国債利回り)
・日本10年債:2.93%(前月末 2.80% → 上昇)
・米国10年債:4.76%(前月末 4.75% → ほぼ横ばい)

日米の金利差は1.83ポイントで、前月の1.94ポイントから縮みました。米国が止まっているあいだに、日本の金利だけが上がった月です。チャートを1年で見ると、日本の線がずっと右肩上がりで伸びていることが分かります。2025年9月は1.66%でしたから、1年で1.3ポイント近く上がった計算になります。
これは高配当株投資にとって、けっこう重い話です。国債で2.93%が確実に取れるなら、それを下回る利回りの株をわざわざリスクを取って持つ理由は薄くなります。買い増しの候補を見るとき、利回りの下限が1年ごとに切り上がっていく感覚があります。今月書いた伊藤忠商事(8001)のように、今の利回りは高くなくても増配で簿価利回りが育っていく銘柄をどう評価するか。そこが悩みどころです。
投資家心理:Fear&Greed指数
月末値:49.7(中立)(前月末 45.2 → 上昇)

米国市場の投資家心理を0〜100で示す指数です。0に近いほど恐怖、100に近いほど強欲。先月に続いて「中立」の範囲に収まりました。
指数が全部上がった月なのに、心理は真ん中どまり。相場が上がっているわりに、市場全体としては浮かれていないということだと受け止めています。この1年で見ると、3月の14.9(極度の恐怖)から4月の69.5(強欲)まで、わずか1か月で振り切れた場面もありました。この指数を見て売り買いを決めることはありませんが、自分が今どちら寄りの空気のなかにいるのかを知る目安にはなります。
🇯🇵 日本株市場:日経もTOPIXも、そろって上昇

日経平均が+3.0%、TOPIXが+3.8%。先月とは逆に、TOPIXのほうが強い月でした。値がさ株が引っぱるのではなく、幅広い銘柄が買われたときにこの形になります。
私の国内高配当株は2,539万円になり、前月から62万円増えました。この62万円の中身は、株価の上昇と、8月に受け取った配当の再投資が混ざったものです。7月は日経平均が8%下げるなかで国内高配当株が増えましたし、今月は日経平均が上がるなかでも増えている。どちらの月も増えているのは、持っている銘柄が指数そのものではないからです。
気になるのは、やはり金利です。日本の長期金利が2.93%まで来ると、利回り2%台前半の銘柄は「配当をもらうために株価の下落リスクを引き受けている」形になりかねません。今持っている銘柄をすぐ売るつもりはありませんが、これから買い増す先の基準は、去年より確実に厳しくなりました。
🇺🇸 米国株市場:ハイテクが戻り、ダウは着実に

ナスダック100が+4.2%、S&P500が+2.6%、ダウが+1.3%。先月ハイテクが下げた分の巻き戻しが、そのまま順番に出た形です。
ただ、私の外国資産の増え方はそれほどではありませんでした。外国の投資信託の増加は58万円。指数が2〜4%上がったわりに評価額の伸びが控えめなのは、ドル円がほとんど動かなかったからです。円換算で見る投資家にとっては、指数と為替の掛け算で結果が決まります。今月増えた116万円は、先月の147万円より小さい。指数はむしろ今月のほうが強かったのに、です。
この「指数が上がった月ほど増えるとは限らない」という感覚は、毎月記録していないと絶対に身につかなかったと思います。
総資産の推移
2026年8月末の総資産は63,871,736円(6,387万円)でした。
・含み益:23,375,459円(2,338万円)
・損益率:+57.72%
・前月比:+1,159,811円(+116万円)

損益率は先月の+55.23%から+57.72%へ。投じた元本に対して、6割近い含み益が乗っている計算になります。数字だけ見ると出来すぎで、正直こわいくらいです。この含み益は相場が下げれば同じ速さで減るものなので、実際に使えるお金だとは思わないようにしています。
1年前の2025年8月末は4,813万円でした。この1年で1,574万円増えたことになります。ブログで資産公開を始めた2025年7月末の4,684万円からは、13か月で1,703万円。数字が大きくなるほど、1か月の値動きだけで100万円単位が動くようになりました。増えるときの気分がいいぶん、減るときの落差も大きくなっているはずで、そこは自分でも身構えています。
資産の内訳

カテゴリー別の内訳と前月比は次のとおりです。
・投資信託:1,760万円(+62万円)
・高配当株:3,414万円(+70万円) うち国内2,539万円(+62万円)/外国876万円(+8万円)
・年金(iDeCo):223万円(+7万円)
・債券:97万円(+2万円)
・現金:892万円(−25万円)
今月の増加116万円のうち、100万円以上は投資信託と高配当株から出ています。現金は892万円まで減りました。相場が大きく下げたときに買い向かうための余力として意識的に残している部分なので、この水準は保っておきたいところです。
年金の223万円は、iDeCoでS&P500に積み立てているものです。制度の名前が「年金」なので内訳では別の枠にしていますが、中身は外国株式です。60歳まで引き出せないという違いがあるだけで、値動きは投資信託と変わりません。
ですので、株式とは違うリズムで動く「守り」にあたるのは債券の97万円だけです。全体の1.5%しかありません。外国債券は今も含み損(−12万円)を抱えたままですが、金利が上がれば債券が下がるという動きを毎月見ておきたいので、この枠は持ち続けています。
株式等の内訳(投資信託と高配当株)

現金・債券・年金を除いた株式等は5,175万円で、前月の5,043万円から131万円増えました。
ここに年金(iDeCo)の223万円を足すと5,398万円。総資産の84.5%が株式ということになります。
インデックスで市場全体の成長を取りにいき、高配当株で毎年のキャッシュフローを積み上げる。この役割分担は今月も変えていません。
比率でいうと、投資信託が約34%、高配当株が約66%。FIRE後に配当で暮らすことを考えると、高配当株が厚いこの形でいいと思っています。
国内・外国資産の比率

外国資産が45.2%、国内資産が54.8%でした。前月は44.8%対55.2%だったので、外国側がわずかに増えています。
ドル円が動かなかった今月は、この比率もほとんど動きませんでした。円安が進めば外国資産の円換算額がふくらみ、円高なら逆になる。両方を持つことで、為替の振れそのものを分散しています。ちょうど半々に近いこのバランスは、意図してつくったというより、積み立てを続けた結果として落ち着いた形です。
この1か月で実際にやったこと
やったことは3つです。
1つめは、インデックスの積み立て。いつもどおり自動で実行しました。相場を見て金額を増減させることはしていません。
2つめは、国内高配当株のNISA枠への移管です。課税口座で持っている銘柄を非課税枠に移していく作業で、今月も順番に進めました。派手さはありませんが、配当の手取りがそのぶん増えるので、効き方は地味に大きいと思っています。
3つめは、保有銘柄の点検です。8月は決算の発表が多い時期なので、業績と配当方針に変化がないかを一つずつ確認しました。ブログでも伊藤忠商事やコマツなど、いくつかの銘柄を取り上げています。売買そのものはほとんどしていませんが、こうした点検の積み重ねが、下げ相場で慌てないための準備になっている気がします。
ちなみに今月は、資産が増えたことで仕事のやる気が落ちるという、自分でも意外な変化について別の記事に書きました。数字が増えることの副作用のような話です。
今後の方針

やることは、これまでと変わりません。積み立てと高配当株の買い増しを、淡々と続けます。直近では国内高配当銘柄のNISAへの移管を優先し、非課税の枠で配当の手取りを増やしていきます。
ひとつだけ変えるとすれば、買い増しの基準です。日本の長期金利が2.93%まで上がってきた以上、これから新しく買う銘柄には、それに見合うだけの理由を求めたいと思っています。今の利回りが低くても増配で育っていく銘柄なのか、それとも単に割高なだけなのか。この見極めが、来年以降の配当の伸びを決めるはずです。
数字の目標は、FIRE時点で配当だけで月20万円を安定して受け取れる状態にすること。相場が下げる場面があれば、確保している現金でいつもより多めに買い向かうつもりです。焦らず、けれど歩みは止めず。ここからも積み上げていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。来月もまた、資産の様子を公開します。

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