【FIRE準備コラム】FIRE後の平日、何して過ごす?1週間の予定表を本気で作ってみた

FIRE準備

FIREの話をすると、たいていお金の質問が返ってきます。「いくら貯めれば辞められるの?」と。ところが最近、私がいちばん考えているのは、実はお金のことではありません。

平日の昼間、いったい何をして過ごすんだろう。これです。

20年以上「平日は仕事」という前提で生きてきた人間が、ある日それを失う。自由は手に入るけれど、その自由をどう使うかは、誰も教えてくれません。そこで今回は、お金の計算はいったん脇に置いて、FIRE後の1週間の予定表を本気で作ってみました。自分が本当に大切にしていることと照らし合わせながら、「やりたいこと」だけで埋めた1週間です。

予定の書かれていないカレンダー
Photo by Bich Tran on Pexels

「毎日が日曜日」は、意外と怖い

FIRE後の生活を「毎日が日曜日」と表現することがありますよね。響きは最高です。ただ、実際に想像してみて、ちょっとぞっとしました。

日曜日が楽しいのは、月曜からまた仕事があるからです。区切りがあるから、休みが際立つ。それが365日続いたら、区切りは消えます。

窓の外をぼんやり眺める人
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels

使えない病あと1年症候群の記事でも書きましたが、FIREで枯渇しやすいのはお金より「張り合い」だと言われます。体調を崩して働けなくなった経験のある私は、心の健康が何より大事だと知っています。予定のない自由は、自由というより、ただの空白になりかねない。だから、あらかじめ予定表を作っておくことにしました。

FIRE後の1週間、こう過ごす

FIRE後の1週間の予定表(ゴルフ週2+ブログ+健康づくり+自由時間)

これが、私の理想の1週間です。柱は3つ。ゴルフ・ブログ・健康づくり。そのまわりに、たっぷりの自由時間を置きました。順番に中身を説明していきます。

週2回のゴルフ(火・日)と、平日の練習

やはり主役はゴルフです。ただ、毎日回るのは体が持たないし、ありがたみも薄れます。スコア分析の記事で書いたとおり、私は上達も本気で狙っているので、ラウンドは週2回に絞り、あいだの平日に練習を入れるのが理想です。火曜と日曜にラウンド、水曜は打ちっ放し。月例競技にも出て、緊張感のあるゴルフで腕を磨く。年間30〜40ラウンド、ハンディ15以下、いつかベスト70台。この目標に、時間をちゃんと使いたいんです。この週2回のゴルフにいくらかかるのかも、別の記事で試算しました。

平日の朝いちばんにスタートすれば、昼過ぎには終わって午後が空きます。混雑した週末を避けられて、平日料金は安く、コースもゆったり。会員になっているホームコースの練習環境も使い放題です。

朝の光が差し込むテーブル
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週3回のブログ(月・水・金の午前)

午前中の頭がさえている時間は、ブログに充てます。資産公開、銘柄の分析、ゴルフの記録。このブログを続けることが、FIRE後の私にとって「仕事のような張り合い」になるはずです。新しい記事を書き、サイトを育てていく作業は、今いちばん夢中になっている挑戦でもあります。収入も少しは生まれるかもしれません。あと1年症候群の記事で「FIRE後も少しは稼げる」と書いた、その中身がこれです。

ノートパソコンで作業する手元
Photo by Christina Morillo on Pexels

週2〜3回の健康づくり

筋トレ、打ちっ放し、サウナ、そして体のメンテナンス。健康資産の記事で書いたとおり、FIRE後の人生を楽しむ土台は健康です。私の目標は具体的で、体脂肪率15%以下、8時間睡眠、そして歯のケア。ジム通いはチューブトレーニングも取り入れて、気負わず続ける。時間に余裕ができるからこそ、後回しにしていた体づくりに、きちんと向き合いたい。ゴルフを長く、いいスコアで続けるためにも、ここは欠かせません。

ジムでトレーニングする様子
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels

予定表に入りきらない、大切な時間

週の予定表には収まらないけれど、FIRE後にいちばん大事にしたいことが、実はいくつかあります。

家族と過ごす時間

価値観を整理してあらためて気づいたのが、家族と過ごす時間は、限りある貴重なものだということでした。元気なうちに、一緒に旅行に行く。写真を撮る。何気ない話をする。「いい人生だった」と思ってもらえるような時間を、少しでも多く積み重ねたい。仕事に追われている今はなかなか取れない、この時間を作れることこそ、私がFIREを目指す大きな理由のひとつです。

学び直しの時間

月に1冊の読書、FPや語学の勉強。現役中は「時間がないから」と後回しにしてきた学びに、腰を据えて取り組みたい。知識のアップデートは、投資にもブログにも生きてくるし、何より頭を使い続けること自体が、心の健康を保つ薬になる気がしています。

開かれた本とコーヒー
Photo by lil artsy on Pexels

旅と、2拠点生活の夢

年に数回の国内旅行、沖縄でのゴルフ、いつかは全都道府県を回りたい。憧れのホテルのクラブラウンジで、何もしない贅沢な時間を過ごす。さらに先の夢として、今の住まいと、都市部のホテル暮らしを行き来する2拠点生活も思い描いています。平日に自由が利くFIRE後だからこそ、こういう「移動する楽しみ」が現実味を帯びてきます。

ホテルの上質な客室
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作ってみて気づいた、2つのこと

気づき① 意外と、暇じゃない

予定表を埋めてみて、まず驚いたのがこれです。ゴルフと練習、ブログ週3、健康づくり、家族との時間、学び直し。やりたいことを並べただけで、平日はほどよく忙しい。「毎日が退屈」という不安は、少し杞憂だったかもしれません。むしろやりたいことを全部やろうとすると、時間が足りないくらいです。現役時代は「時間がないからできない」と思っていたことが、FIRE後は「時間はあるが体力と相談」に変わる。ぜいたくな悩みです。

気づき② 「予定のない時間」も、意図的に置く

ハンモックでくつろぐ休息の時間
Photo by Rachel Claire on Pexels

予定表には、あえて「自由」の枠をたっぷり残しました。ここが大事なところで、全部を予定で埋めてしまうと、それはそれで会社員時代と変わりません。急に誘われたゴルフに行ける。天気のいい日にふらっと出かけられる。良く寝られた朝に、ゆっくりコーヒーを淹れる。そういう余白こそ、FIREで手に入れたかったものです。

休日の午前にのんびりネットを見る時間、マッサージチェアに沈む時間、サウナで整う時間。予定表には書けない、この「何でもない時間」の心地よさを、私はよく知っています。予定を「決めておく」ことと「空けておく」こと。その両方が要るのだと、表を作って初めて腑に落ちました。

まとめ:お金の設計図の次は、時間の設計図

夜明けの海辺
Photo by Sebastian Voortman on Pexels
  • FIREで枯渇しやすいのはお金より「予定と張り合い」。だから時間割を先に作る
  • 柱はゴルフ(週2+練習)・ブログ・健康づくり。並べると平日はほどよく埋まる
  • 予定表に入りきらない「家族・学び・旅」こそ、FIREで手に入れたい時間
  • 「自由」の余白も意図的に確保する。それがFIREで欲しかったもの

資産1億円、配当月20万円。お金の設計図は、このブログで着々と描いてきました。でも、その先にある「時間の設計図」を描いたのは、今回が初めてです。

この予定表は、あくまで今の私が想像する理想です。実際にFIREしたら、まるで違う1週間になっているでしょう。それでも、こうして先に絵を描いておくと、55歳がぐっと楽しみになります。お金を貯めるだけの日々に、ゴールの景色が見えてくる。それが、この予定表を作ったいちばんの収穫でした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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