【FIRE×ゴルフ】なぜゴルフはこんなにハマるのか。年52ラウンドの私が、自分のデータで考えた5つの理由

ゴルフ

年間52ラウンド。ほぼ週に1回、朝の4時台に起きてコースに向かっています。我ながら、よく続くものだと思います。

冷静に考えると、けっこう不思議な行動ですよね。上手くなっているわけでもない(平均スコアは99です)。安いわけでもない(1打あたり100円)。それなのに、帰りの車の中でもう次の予約を取っている。

なぜ、ゴルフはこんなにハマるんでしょうか。せっかく1年分のデータがあるので、自分の数字を使って真面目に考えてみました。

コースを歩くゴルファー
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理由① 5,100打のうち、数発だけ「完璧」が出る

私の年間打数は、およそ5,100打です(平均99.19打×52ラウンド)。この5,100打のうち、手ごたえまで完璧な一打がどれくらいあるか。正直に数えると、1ラウンドで2〜3発。多く見ても年に150発ほど、全体の3%です。

残りの97%は、薄かったり曲がったり、なんとなく当たっただけ。それでも、あの3%の記憶だけが鮮明に残ります。

ここには、投資の世界でもよく知られた仕組みがあります。いつ出るか分からない報酬こそ、人をいちばん夢中にさせる。毎回同じ結果なら飽きるのに、たまにしか出ないから追いかけてしまう。株価が毎日同じなら誰も相場を見ませんが、動くから毎日開いてしまうのと同じ構造です。

厄介なのは、その3%のほうを「自分の本当の実力」だと思ってしまうところですね。97%は忘れて、3%だけ覚えている。だからまた行くことになります。

理由② ベストとの差が「希望」に見える

6ラウンドのスコア(83から98まで15打のばらつき)

スコアを分析した記事で並べた、記録の残っている6ラウンドです。ベストは83、ワーストは98。同じ人間が同じように回って、15打も違う

普通の趣味なら、この不安定さは苦痛でしかないはずです。ところがゴルフだけは、なぜかこれが希望として機能してしまう。「83で回れた自分がいるのだから、いつもの自分もそこへ行けるはずだ」と思ってしまうんですよね。

資産運用でいえば、たまたま上がった1銘柄を見て「自分には才能がある」と思うようなもの。危険な思い込みですが、この思い込みがある限り、ゴルフはやめられません。

理由③ 数字で測れるから、記録として残る

これは資産公開を続けてきて、はっきり分かったことです。数字にできる趣味は、続く

スコア、パット数、ベスト更新、ハンディキャップ。ゴルフは全部が数字になる。上手くなったかどうかを、気分ではなく記録で確認できます。毎月の総資産を記録すると節約が続くのと、まったく同じ仕組みです。

しかも数字は嘘をつきません。私の場合、犯人がパターだと数字に証言されました。言い訳の余地がまったくない。悔しいですが、これが面白いところでもあります。

理由④ 相手は他人ではなく、いつもの自分

ふたりでラウンドするゴルファー
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ゴルフにはハンディキャップという仕組みがあって、上級者と初心者が同じ組で真剣に競えます。月例競技でも、勝敗を分けるのは「自分のハンディに対して何打で回れたか」。

つまり本当の対戦相手は、いつもの自分です。他人に勝てなくても、いつもの自分に勝てた日は嬉しい。勝ち負けの基準が自分の中にあるから、何歳になっても続けられる。

これも資産形成に似ています。他人の資産額と比べるとキリがないけれど、去年の自分と比べれば必ず進んでいる。比較の相手を自分にした瞬間、その趣味は一生ものになります。

理由⑤ 5時間の「予定」と「仲間」がついてくる

1ラウンドは、およそ5時間。移動と食事を含めれば、1日仕事です。効率の悪さがゴルフの欠点で、たぶん最大の魅力でもあります。

その5時間で、1万歩以上歩く。歩けることそのものが資産だという話は健康資産の記事に書きました。同じ組の人とずっと話す。会員権の記事に書いたとおり、購入時ゼロだったゴルフ仲間は、いまでは毎月一緒に回るグループが複数できました。

FIRE後にいちばん枯渇しやすいのは、お金ではなく「予定と仲間」だと言われます。ゴルフは、その両方を毎週運んできてくれる。お金で買えないものが、勝手についてくる趣味だと思っています。

ハマるのは危険でもある。だから「賄う」ことにした

グリーンの旗
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ここまで魅力ばかり並べてきましたが、お金のブログとして正直に書いておきます。ハマる趣味は、家計にとって危険です。

たまに出る完璧な一打を追いかけるうち、クラブが増え、ラウンドが増え、遠征が始まる。仕組みとしては、当たりを追いかける行動と何も変わりません。

だから私は、削るのではなく賄うという結論にしました。ゴルフをやめてFIREを早めるのは、旅行を楽しみに貯金しながら旅行をやめるようなもの。代わりに高配当株の配当を育てて、いずれ配当がゴルフ代のスポンサーになる状態を目指す。

株を売らずに、配当だけで趣味が回る。そこまで行けたら、あの5,100打のうちの3%を、罪悪感なく追いかけられます。お金を使えない病の私にとっては、これがいちばん納得できる形でした。

まとめ:なぜゴルフはハマるのか

5,100打のうち3%だけ出る完璧な一打。いつ出るか分からないから追いかける
ベスト83と平均99の差が、絶望ではなく希望に見える
すべてが数字になる。だから記録として続く
本当の相手は他人ではなく、いつもの自分
5時間の予定と、仲間がついてくる

5つ並べて気づいたのは、どれも資産形成にそのまま当てはまることでした。たまの成功を過信しない、去年の自分と比べる、数字で記録する。ゴルフにハマる理由は、私がお金の記録を続けられる理由とほとんど同じだったようです。

そう考えると、この趣味とは一生付き合うことになりそうですね。次のラウンドも、たぶんあの3%を探しに行きます。今度こそ出るんじゃないかと、毎回思っているわけです。

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