【FIRE×ゴルフ】真夏のゴルフは、後半9ホールで決まる。年52ラウンドの私の暑さ対策

真夏のゴルフは後半9ホールで決まる ゴルフ

みなさん、真夏のゴルフはどうしていますか。

私は年に52ラウンドほど回るので、7月も8月も普通にコースに出ています。周りには「この時期はさすがに休む」という人もいて、その判断は正しいと思います。

それでも予約を入れてしまうんですよね。

ただ、夏のゴルフに対する考え方が変わった日があります。

2025年8月の月例会でした。朝から蒸し暑い日で、後ろの組のメンバーさんが熱中症で途中リタイアされたんです。

プレー中に人が運ばれていくのを見たのは、あれが初めてでした。

それまで暑さ対策は、気合いでなんとかするものくらいに思っていました。夏のゴルフは、根性ではなく段取りの問題です。今日はその段取りの話を書きます。

夏の日差しを浴びるグリーンとゴルフボール
Photo by Sebastian Angarita on Pexels

夏に崩れるのは、いつも後半9ホール

まず、私が夏のゴルフで一番つらいと感じるのは何か。

暑さそのものではありません。終盤の体力切れです。

前半9ホールは、たいてい普通に回れます。問題は昼をはさんだ後半。

14番あたりから足が重くなって、スイングが雑になる。クラブ選びも「まあこれでいいか」と適当になってきます。ショットが悪いというより、判断のほうが先に落ちていく感じですね。番手を持って迷ったとき、いつもなら風とピンの位置を確かめてから決めるのに、暑い日の後半だけは早く打って早くカートに戻りたいという気持ちが先に来てしまって、たいていそれが1打の損につながります。

だから私の夏の対策は、全部ここに向いています。

涼しく快適に回るためではなく、後半9ホールに体力を残しておくため。目的をここに絞ると、やることがはっきりします。

① スタート時間を、できるだけ早く取る

朝もやの山を背にしたゴルフカート
Photo by Jill Rose on Pexels

いちばん効いているのは、道具でも飲み物でもありません。

予約するときに、なるべく早い時間の枠を選ぶことです。

理由は単純で、朝いちばんの数時間はまだ気温が上がりきっていないから。前半を涼しいうちに終えられると、後半に入る時点での消耗がまるで違います。

逆に遅いスタートだと、前半のうちに一番暑い時間帯をまともに浴びることになります。

身もふたもない言い方をすると、夏のゴルフは予約の時点で半分が決まっています。当日どれだけ氷を持ち込んでも、スタート時間の差はひっくり返せません。

だから真夏だけは、枠の争奪戦にちゃんと参加します。

もっとも、月例会や競技はこちらで時間を選べません。そういう日は、これから書く残りの3つで持ちこたえるしかないですね。

② 首を冷やす。氷は多すぎるくらい持つ

持ち物でいちばん出番が多いのが、冷感タオルと氷、それに保冷剤です。

やることは単純で、首を冷やすだけ。

首の後ろを冷やすと、体感の暑さがはっきり下がります。頭がぼんやりしてきたときも、ここを冷やすと少し戻る感覚がある。理屈より先に、実感として効くんですよね。

コツがあるとすれば、氷を多めに持っていくことです。

真夏だと想像以上に早く溶けます。前半で使い切ってしまうと、いちばん必要な後半に何も残っていない。前半用と後半用を分けて考えるようにしてから、終盤の失速がましになりました。

③ 水分と塩分は、のどが渇く前に

水分については、量よりタイミングを大事にしています。

のどが渇いてから飲むのでは、もう遅い。渇いたと感じた時点で、体はすでに足りていない状態です。

だから渇いていなくても、ホールごとに少しずつ口をつけるようにしています。一気に飲むより、こまめに。

もうひとつ気をつけているのが塩分です。

汗をかいている日に水だけを飲み続けると、かえってバテることがあります。夏場は塩分もセットで取るようにしてから、終盤の足の重さが変わりました。

正直、以前は水を飲めばいいだろうくらいに思っていました。ここは反省点です。

④ 日差しそのものを、浴びない

最後は装備の話です。帽子、長袖、サングラス。

夏に肌を出さないほうが涼しいというのは、最初は逆に思えました。

でも実際にやってみると、直射日光を肌に当て続けるほうが消耗します。日差しを遮る装備は、涼しさのためというより体力を削られないためのものですね。ラウンド後の疲れ方が変わるので、ここはけっこう重視しています。

ちなみにクラブは14本すべてPINGで揃えているのですが、夏に関して言えば、クラブより装備のほうがスコアへの影響は大きいかもしれません。新しいドライバーを検討する前に、まず長袖を買え、という話です。自分で書いていて少し悲しくなりますが、真夏に14番以降のスイングが保つかどうかを決めているのは、シャフトの硬さでもヘッドの反発でもなく、その日の朝に何を着てきたかだったりするので、これは認めるしかありません。

熱中症は、自分ひとりの問題ではない

クラブを担いでコースを歩くふたりのゴルファー
Photo by Kampus on Pexels

ここまで自分の話ばかり書いてきました。

ただ、冒頭の月例会で強く思ったのは別のことでした。

倒れるのは、自分とは限らないということです。

あの日リタイアされたのは後ろの組の方で、私は無事に回りきりました。それでも、同じコースの同じ時間帯にいたわけです。たまたま自分が平気だった、というだけだったのかもしれません。

ゴルフは4人で半日一緒に過ごす競技です。

同伴者の口数が減った、顔色が変わった、歩き方がおかしい。そういう変化に気づける距離にいます。声をかけるだけなら、こちらは何も失いません。

夏場は、そこも含めて自分の準備だと思うようにしました。

それでも、猛暑の日に自己ベストは出ている

ここまで散々「夏は消耗する」と書いてきましたが、最後に自分でも意外だった話をさせてください。

1年分のスコアを並べた記事で分かったことですが、私のいい数字は、ほとんど暑い時期に出ています。

89、87と来て、自己ベストの83が出たのも猛暑のなかでした。ハンディキャップを20から17に更新した日も、記事に「猛暑の中でも集中力を切らさず」と書いています。

逆に崩れ始めたのは、涼しくなった秋からでした。

93、98と落ちて、平均スコアは99。暑さとスコアは、思っているほど単純につながっていないようです。

だとすると、夏を避ける理由はあまりないのかもしれません。

暑さに耐える競技ではなく、後半に体力を残す競技だと考えれば、やることは決まっています。早い時間を取る。首を冷やす。渇く前に飲む。日差しを浴びない。

こうして並べてみると、この4つはそのままお金の話にも当てはまります。

効くのは当日の根性ではなく、事前の段取り。真夏に早い時間の枠を押さえておくのと、毎月の積立日を先に決めて動かさないのは、やっていることがほとんど同じですね。渇いてから水を飲むのでは遅い、というのも一緒です。

そして「後半に体力を残す」。

私が55歳でのFIREを目指しているのも、結局はこれなんだと思います。前半を全力で走り切って14番で足が止まるより、最後の数ホールを自分の足で歩きたい。

そう考えると、真夏のラウンドもわりと悪くない練習かもしれません。

今年もこの4つで、月例Aクラスを目指して夏を乗り切ろうと思います。まあ、14番で足が止まる日は今年もあるでしょうけれど。

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