このブログでゴルフの話は何度も書いてきましたが、道具の話はほとんどしていません。理由は単純で、スコアを決めているのは道具ではないと分かってしまったからです。身もふたもない話ですけどね。
それでも「何を使っているんですか」と聞かれることが増えたので、今日はキャディバッグの中身14本を全部お見せします。結論から言うと、ドライバーからパターまで、14本すべてPING(ピン)。我ながら、ここまで揃うとは思っていませんでした。

セッティング一覧(14本すべてPING)
| 区分 | クラブ | ひとこと |
|---|---|---|
| ドライバー | G440 MAX 10.5° | G430の破損で更新 |
| フェアウェイウッド | G430 HL SFT 5番・7番 | 軽くて、つかまる |
| ユーティリティ | G430 HL 4番・5番 | どこからでもやさしい |
| アイアン | G425 6I〜PW | カーボンシャフト。買い替え検討中 |
| ウェッジ | S159 50°・54°・58° | スピンがよく効く |
| パター | スコッツデール OSLO3 | スコアの鍵を握る1本(後述) |
見てのとおり、そろえたというより気づいたら全部PINGになっていたというのが正直なところです。1本ずつ「これがいい」と選んでいったら、毎回同じメーカーに行き着いていた。それだけの話なんですよね。
なぜ全部PINGなのか。理由は2つ
理由① フィッティングが充実している。PINGはフィッティングの仕組みがしっかりしていて、身長や手の位置、スイングの傾向から、シャフトの硬さ・長さ・ライ角まで自分用に決められます。
これは資産運用に例えると、おすすめされた商品を買うのではなく、自分のリスク許容度に合わせて設計してもらうのに近い感覚です。同じクラブでも、合わせたものと合わせていないものは別物でした。カタログの数値より、自分の数値。
理由② やさしい。PINGのクラブは、芯を外しても曲がりが小さく、球が上がってくれる。プロが振るような難しいクラブではなく、アマチュアのミスを助けてくれる設計です。
平均スコア99の私に必要なのは、ナイスショットの飛距離ではなくミスショットの被害の小ささのほうです。だってミスのほうが圧倒的に多いので。集中投資より分散を選ぶのと、たぶん同じ発想でしょう。
道具との付き合い方、3原則
原則① メーカーは無理にそろえない。ただ、合うものは続ける。ブランドで統一する趣味はありません。でも同じメーカーで揃うと、番手を持ち替えたときの違和感が少ない。結果としてミスが減るなら、それは立派な理由だと思っています。
原則② 適度に買い替えて、進化を借りる。私のバッグは、わりと新しいクラブが多めです。道具は消耗品ですし、10年前のモデルと最新モデルでは、やさしさがはっきり違う。1打100円の世界で言えば、数打の安定を数年がかりで買うと考えれば、決して高い買い物ではありません。ドライバーはG430が壊れてG440 MAXへ。壊れたら直さず、そこで最新に乗り換える。これが私の買い替えのきっかけです。
原則③ 迷ったら、やさしい方。かっこいいクラブと、ミスに強いクラブ。アマチュアの実戦で頼りになるのは、いつも後者でした。見栄はスコアを1打も縮めてくれません。
いま買い替えを考えているのは、苦手なアイアン

14本の中でいちばん古いのが、G425のアイアンです。そしてAクラスを目指す記事にも書いたとおり、私がいちばん苦手なのがアイアンでもあります。
ダフる、薄く当たる、番手なりの距離が出ない。グリーンに乗るか乗らないかが完全に運まかせで、ボギーオン率が半分どまりの原因はたぶんここでしょう。認めたくありませんが。
というわけで、アイアンの買い替えを検討中です。ここでも狙いは飛距離ではありません。「同じ番手が、同じ距離だけ飛ぶ」再現性のほうです。もちろん次もフィッティングを受けてから決めます。カーボンシャフトの相性も、あらためて測ってもらうつもりです。
ただ、順番だけは守ります。まず練習場で7番アイアンを打ち込む。それでも足りないところを道具で補う。逆にやると、たぶん同じミスを新しいクラブで繰り返すだけですからね。
パターだけは、特別扱い

14本の中で、いちばん飛ばないのに、いちばんスコアを決めているクラブ。それがパターです。スコア分析では、良い日と悪い日のパット差が6打もありました。1ラウンドの3分の1以上をこの1本と過ごしている計算になります。
私のスコッツデール OSLO3は、大きめのマレット型。真っすぐ構えやすく、ストロークが少しぶれても方向が散らばりにくい。ここでも選んだ基準は「やさしさ」でした。
そして手入れも練習も、パターだけは特別扱いです。新しいクラブが欲しくなったら、まず練習グリーンに30分立つ。それでもまだ欲しかったら考える。この順番だけは守っています。
新しいクラブが欲しくなったときの自分ルール
もちろん物欲はあります。試打会に行けば最新モデルは魅力的ですし、仲間の新しいクラブはやたら輝いて見えるものです。
そこで自分ルールを2つ。「そのクラブは何打縮めてくれるのか」を自問すること。答えがあいまいなら、それは道具ではなく気分を買おうとしています。もう一つは「買うなら、何かの達成のご褒美として買う」こと。目標より先にご褒美だけ受け取らない。お金を使えない病の記事で書いた「ご褒美設定」の、ゴルフ版です。
この2つを通れば、私はためらわずに買います。年52ラウンド回る趣味の道具なので、1ラウンドあたりに割れば決して高くない。会員権と同じで、使う回数がすべてを変えます。
まとめ
| セッティング | 14本すべてPING |
| 選ぶ理由 | フィッティングが充実。そしてやさしい |
| 買い替え | 適度に。壊れたら最新に乗り換える |
| 検討中 | 苦手なアイアン(G425)の更新 |
| 選ぶ基準 | 飛距離より再現性、かっこよさよりやさしさ |
私のセッティングは、名手が使うような難しいクラブではありません。でも14本全部に「これでいい」と言える理由がある。道具への納得は、スコアより先に手に入る上達なのかもしれませんね。
アイアンを買い替えたら、この記事を更新してご報告します。

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